ラジオと盗聴の周波数について

ラジオと盗聴の周波数の関係

ラジオや盗聴の仕組みについて

テレビやラジオなど、情報を電波によって配信するメディアは、近代では当たり前の物となり、私達の生活に必要不可欠となっています。
例えば、大きな災害が発生したとき、いち早く災害地域の情報を配信するのもラジオやテレビの役目です。また、地震が発生する危険のある場所には、テレビやラジオだけでなく、携帯電話を通して、近隣の住民に危険を知らせると警戒警報の発信も電波を使って行われています。
また、遠く離れた人と連絡を取るための方法として、私たちは携帯電話や無線機等を使っています。これにも電波は使用されていて、私達の生活の中で密接に関係しています。
こうした私達の生活に必要不可欠な電波を使った通信、メディアの配信ですが、正しく使われることには問題はありませんが、間違った使われ方をする例もあります。
その代表的なのが盗聴です。
盗聴は、他人の会話などを盗み聞いて、個人情報や機密情報を盗む手段として使われます。よく映画などで、国の諜報員が他国の政治家や企業を標的に盗聴を行うといった描画を見ることもあります。
盗聴は映画の中だけの話と思った人もいるかもしれませんが、現実でも盗聴は行われています。
この盗聴やラジオなどのメディアでは、周波数を使って電波を使い分けられています。ラジオや盗聴のことを調べるのであれば、周波数について知ることが大事です。

周波数とは何か

周波数って何?という方も多いと思います。パソコンやインターネット、携帯電話を使う機会が増えたので、こうした周波数に関する知識を持った人も増えていますが、周波数のことを正しく知る人の数はそのこまで多いと思えません。
周波数ですが、1秒間に通りすぎる波の数のことで、この波というのは電波には波長というものがあり、この波長が1秒間に何回振れるかというのが周波数ということになります。
周波数の単位はヘルツとして表示されます。よく家電製品やラジオ放送を調べると「○○MHz」といった表示を見たことがあると思います。
周波数の違いよって、受信することができる電波と受信できない電波というのがあり、受信したい周波数があれば、それに対応した専用の受信機を用意する必要があります。
この周波数ですが、国が使用する業態ごとに割り振りをおこなっています。誰でも自由に電波を使うと混線などの問題が生じて、正しく電波を受信することができなくなってしまいます。
ラジオやテレビ放送も、国が定めた周波数を使って情報を発信しています。いっぽうで盗聴器が使う電波ですが、盗聴用の周波数を国は定めていません。そのため、盗聴で使われる電波とは違法電波に概要します。
しかし、盗聴器の電波というのは気づかれないよう密かに発信されているものです。これを見つけるためには、盗聴器が使用する電波を受信することができる受信機が必要になります。

電波を使用するために必要なもの

電波を使用するというより、一般の人にとっては電波を受信するために必要なものと言ったほうがいいかもしれません。
ラジオ放送なら、市販されているラジオを購入すれば、ラジオ放送を受信することができます。ただし、電波は色んな物に反射されたり遮断されることがあり、また、ラジオ放送の電波が届く範囲も制限があるため、日本中どこにいても同じラジオ放送が聴けるということはありません。
では、盗聴器はどうなっているのかというと、盗聴器も基本的にはラジオと同じです。盗聴器から発信されている電波の有効範囲は数十メートルから100メートルくらいです。
数キロ離れた場所で電波を受信しようとすれば、盗聴器自体を大型にする必要があります。
これらのことから、盗聴器やラジオでは、電波を受信するための受信機が必要になります。受信機には様々な種類のものがあり、盗聴器の受信機として使われるものでは、トランシーバー型のものがもっとも有名ではないでしょうか。
盗聴器には、専用受信機が必要な種類があったり、盗聴器が発信している電波を傍受するためには、周波数や受信機の使用方法など、必要となる知識が複数あるため、扱いが難しいですが、最近は盗聴器も進化していて、携帯電話を使った盗聴器というのもあります。
先ほど周波数の話で少し紹介しましたが、周波数は国がそれぞれ指定しているため勝手に使うことができません。そして、この周波数の種類によって電波の届く範囲などに違いがあります。
携帯電話は、たとえ沖縄から北海道への電話でも、なんら問題なく通話を行うことができます。これは基地局などの有無が影響していますが、携帯電話を盗聴器として使用すれば、日本中どこからでも盗聴することができるということでもあります。